丸山史子・toriimiki 2人展「Re:」
2026.6.6 - 6.14
「Re:」
それは、声なきものへの応答(Response)であり、 ふたたび形作ること(Reconstruct)であり、 土という根源への回帰(Return)を意味する言葉。
うつわは滑らかで、均整がとれていて、割れていないもの。 そんな「当たり前」の枠組みを一度そっとほどき、土という素材に全く異なるアプローチで向き合う、二人の陶芸家による展覧会です。
丸山史子さんがみつめるのは、朽ちてゆく時間の美しさです。
一度成形にした土を、あえて砕き、ふたたび繋ぎ合わせる。
錆びた鉄柵や崩れそうな土蔵のように、長い年月を経た景色を宿すうつわたち。
本来なら避けられる「ヒビ割れ」を美しい景色としてとり入れたその姿は、破壊と再生のあわいにある、静かな強さを放っています。
toriimikiさんがみつめるのは、心のうちに静かにあらわれる「ゆらぎ」の美しさです。
岸辺に寄せては引く波のように、ご自身の内なる感覚を掬いとる手びねりの時間。
海辺で拾った貝や砂でやわらかな土に跡を残し、木陰から眺める陽のゆらぎのような、何色とも言えない不思議な光を纏う白い釉薬。
思い通りにならない窯の炎に翻弄されながらも、目の前にあらわれた異なる表情を「うつくしい」と受け入れ、慈しむ。
その作品たちは、土や火がもたらす偶然への、純粋な応答の記録です。
朽ちてゆく時間の蓄積を「再構築」する丸山史子さん、 土の感触や窯の偶然に、指先と心を通して「応答(Response)」するtoriimikiさん。
手法も、流れる時間のベクトルも異なる二人が、「土」を通して交わす静かな対話。
「Re:」の先に芽吹く、これまでにない新しいうつわの景色を、ぜひ探しにいらしてください。
「Re:」
会期 | 2026年6月6日(土) – 6月14日(日) 営業時間 | 12:00–18:00
休業日 | 6/9(火), 6/10(水)
作家在廊予定日 | 6月7日(日) 丸山さん
<丸山史子 / Fumiko Maruyama>
2009年 長野県安曇野市へ移住。陶房白露で陶芸を学び始める。
2018年 木工作家の夫とキトツチとして活動を始める。
現在、長野県安曇野市の自宅兼工房にて制作。
@kitotuchi_ | #丸山史子 #キトツチ
<toriimiki>
1988年 愛知県岡崎市に生まれる。
2022年 とこなめ陶の森陶芸研究所修了。
現在、愛知県常滑市にて制作。
@toridor_i | #toriimiki
<うつわ屋まほろ>
〒222-0011
神奈川県横浜市港北区菊名2-8-20
TEL : 045-402-5211
@maholo__ | #うつわ屋まほろ #maholo